以下のとおり、犯罪被害者支援に関する研修会を予定しましたところ、参加受付終了後も多くのお問い合わせをいただいております。
高い関心をお寄せいただいている現状を踏まえ、このたび定員枠を広げて追加募集を受け付けることにいたしました。
会場の都合上、東京臨床心理士会会員限定で20名の募集になりますが、皆様のお申し込みをお待ちしております。

被害者支援における臨床心理士の役割が期待されるようになってきた中、東京臨床心理士会では、東京地方検察庁と連携しての犯罪被害者支援が始まっていますが、カウンセリングやトラウマワークに限らず、法廷などでの支援に協力するためには、刑事手続きや裁判員裁判を含む裁判のしくみなどについての知識が必要になってきます。

本研修会では、東京地方検察庁犯罪被害者支援室から講師をお招きし、犯罪被害者等基本法、被害者参加制度をはじめとした犯罪被害者に関する法整備についてご紹介いただくと同時に、検察庁における被害者支援の取り組みの実際、私たち臨床心理士に期待することなどをお話しいただきます。

また、当日は被害当事者（複数名）にもお越しいただきます。被害に遭うとはどういうことか、また、被害者にとって裁判とはどういう体験なのかといったことについて、それぞれのご経験からの貴重なお話をお聞きする予定です。
犯罪被害者支援に関心のある方はもとより、司法領域や私設心理領域で働く皆さんの参加も歓迎します。どうぞ奮ってご参加ください。

【日時】　2015年10月25日（日）10：00〜16：15（受付開始9：30）
【場所】　立正大学品川キャンパス 5号館511教室　〒141-8602　東京都品川区大崎4-2-16

【講師】　午前　南部美由紀　統括捜査官（東京地方検察庁犯罪被害者支援室長代理）
　　　　　　午後　NPO法人犯罪被害当事者ネットワーク緒あしすから　殺人事件の被害者ご遺族

【参加費】　4000円（非会員5000円）
【定員】　50名
【申込締切】　10月18日（日）　＊参加費納入締切は10月20日（火）午後2時
【参加申込方法】　下記の参加申込フォームよりお申込みください。

非会員の方は必要事項（①氏名②臨床心理士番号③連絡先（メールアドレスとご住所）④勤務先）を明記の上、メール（kensyukai@tsccp.jp）でお申込みください。
メールにて参加の可否と参加費の振り込みについてご連絡いたします。

※ 本研修会は、（財）日本臨床心理士資格認定協会の研修ポイント申請予定です（臨床心理士教育・研修規程別項第2条（２）に基づき2ポイントとなります）