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お知らせ

投稿の詳細

2016.07.02
研修会
<終了しました>2016年7月31日(日)開催 司法関連領域委員会企画 「DVの理解――実務と司法の基礎知識――」のご案内

発信元(氏名)

司法関連領域委員会

E-mail

kensyukai@tsccp.jp

司法関連領域委員会企画研修会「DVの理解-実務と司法の基礎知識-」

臨床心理士が妻や母の立場の方から相談を受けるとき、背後に夫の暴力の問題が潜んでいることがあります。時にはアザを隠しつつ夫の暴力に脅え、震えながら話をすることもあるでしょう。
心理的攻撃、性的強要などが背景になっているケースもあります。このようないわゆるドメスティックバイオレンス(以下、DVと表記します)の話を聴くとき、臨床心理士は目前の問題をどう扱ったらいいのでしょうか。
また、その問題には、どのような支援が考えられるのでしょうか。

今回は、DVの理解を深めるために、実務と司法の基礎知識に関する研修会を行います。午前中はDVの相談支援の流れ、DVを支援する機関、支援の方法、支援の過程で起きる困難と対応などを取り上げます。
午後は、統計的な話を交えながら、DVケースが司法領域に入ったらどのように取り扱われるのか、妻が危険を避けるには、法的にどのような手続や留意点があるのか、さらには、夫婦が離婚に至る場合の手続や、妻の生活費、子どもの親権はどう扱われるのかといった問題など、司法領域の基本的な流れを学びたいと思います。

DVケースには、二次被害を避けるような配慮も必要になります。ふだんの臨床現場でDVケースに出会ったとき、私たちができることは何かを考えるために、福祉領域やDVの関連相談機関で仕事をされている方のみならず、学校や教育相談機関、企業、クリニックなど、他領域からのご参加も歓迎します。

また、本研修では、事前質問を受け付けます。それぞれに抱えている大変さや、「この現場でDVケースに出会ったとき、一体何ができるのか」といったあらかじめ想定される疑問などを、この機会にお寄せください。
研修当日は、いただいた質問をもとにした質疑応答の時間も予定しています。どうぞふるってご参加ください。

【日時】 2016年7月31日(日) 10:00~16:30(受付開始 9:30~)
【会場】 立正大学(品川キャンパス) 5号館1階 511教室(東京都品川区大崎4-2-16)

【プログラム】
9:30 受付開始
10:00~12:00 「相談支援の実務」 米田弘枝先生(立正大学)
12:00~13:30 昼食休憩
13:30~16:00 「司法領域におけるDV」 西田俊男(横浜家庭裁判所)
16:00~16:30 質疑応答

【参加申込方法】
○東京臨床心理士会正会員の方
下記の参加申込フォームよりお申込みください。
※お申し込み後、自動返信メールにて参加手続きについてお知らせいたします。
自動返信メールが届かない場合には、速やかに事務局までご連絡ください。

○東京臨床心理士会正会員以外の方
下記の要領でメールでお申込みください。メールの返信にて、参加の可否と参加手続きについてご案内いたします。
送信先アドレス kensyukai@tsccp.jp
件名 7/31「DVの理解」参加希望
記載内容 ①臨床心理士番号 ②氏名 ③連絡先(メールアドレス、ご住所) ④所属 ⑤事前質問(必須ではありません)

【参加費】
東京臨床心理士会正会員・・・・・・・・・・事前申込&入金4000 円
東京臨床心理士会正会員以外の方・・・事前申込&入金5,000 円
*臨床心理士有資格者に限ります

※参加費を7月29日(金)14時までにお振込みください。(振込先は、自動返信メールでご案内いたします。)
期日以降に振込まれた場合は当日参加扱いとさせていただきます。
東京臨床心理士会正会員・・・・・・・・・・5000円
東京臨床心理士会正会員以外の方・・・6000円
※一旦ご納入いただいた参加費等は返金はできませんのでご了承ください。

※本研修については臨床心理士の資格更新ポイントを申請予定です。
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