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お知らせ

投稿の詳細

2019.11.14
研修会
<終了しました>2020年1月15日(水)開催 司法関連領域委員会企画「性被害に直面した際の被害者心理に関する勉強会」のご案内

発信元(氏名)

司法関連領域委員会

E-mail

kensyukai@tsccp.jp

同意の無い性行為から暴行・脅迫による性行為、そして、抗拒不能に乗じた性行為等社会ではいろいろな事件が起きています。
その際、被害者は何故抵抗できなかったのか、どうして逃げなかったのか、といつも問題にされます。

また、強制性交等罪などの性犯罪に関する法的要件は厳しく、新聞報道にあるように無罪判決が出ているのが実情です。
名古屋地裁岡崎支部での19歳の娘に対する父親の準強制性交等罪の判決において、娘が父の暴行を恐れて性交を拒むことができなかったとは認められない、として無罪を言い渡したのは、記憶に新しいと思います。

この抗拒不能とは何なのでしょうか。
法的な観点から見た抗拒不能はなかなか認められないとしても、心理的な面から見ればそこには常に複雑な感情や動け無さ、逃げられ無さがあります。
我々は、その心理的な特徴を理論的に説明し、社会や法律家に分かってもらう必要もあります。

こうした点から今回実態調査に基づき活動をされている委員会メンバーである講師を招き、話を聞く中で法律と抗え無さの理解と今後の支援について考える場を設けました。
相談など受ける場合にも、この同意の無い性行為の問題は大きく、また深刻であることから、今回の場は有意義なものとなると思いますので、皆様ぜひご参加ください。

【日時】 2020年1月15日(水)19:00~20:30
【会場】 東京公認心理師協会会議室
       文京区本郷2-29-2 小山ビル1階

【テーマ】  性被害に直面した際の被害者心理について

【対象】 東京公認心理師協会会員 25名
【講師】 齋藤梓氏(当委員会委員、目白大学専任講師)

【参加費】 無料
        一般会員の方は実費として500円を勉強会受付時にいただきます      

【参加申込方法】 下記の参加申込フォームよりお申込みください。
※参加申込みの受付については、自動返信メールでご連絡いたします。
 メール返信が届かない場合には、速やかに事務局までお問い合わせください。

※定員になり次第締め切ります。
※本勉強会は研修ポイントは付与されません。
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